「マヤズム」の視点から自分を見つめて改善させる方法|かかりやすい病気には「マヤズム」が関係していた!?
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こんにちは。
皆さんは「マヤズム」という言葉を聞いたことはありますか?
もしかしたらあまり馴染みのない言葉かもしれませんね。
しかし、家系の病気は遺伝するということはよく耳にするのではないでしょうか?
親や祖父母がガンだからガンに気をつけないといけない、とか
親の髪の毛が薄くなっているから自分も将来そうなるかも!?とかよく聞きますよね。
これは「遺伝」が関わっていますが、
この遺伝について「マヤズム」という観点からお話ししていきます。
特定の病気は遺伝する!?「マヤズム」とは
マヤズム(Miasm)
「マヤズム」とは、半霊体物質の感染毒素で、
半分が物質、半分が精神でできています。
自身がこの感染毒素(=マヤズム)と同じものをもっていると、病気を引きつけるように感染します。
心が感染体と共鳴する感じです。
マヤズムは生きている生命体に感染し、病的反応を起こさせる感染体の毒素です。
「遺伝マヤズム」とは、人類が克服できなかったといわれる病気
〔疥癬(かいせん)・淋病(りんびょう)・梅毒(ばいどく)〕が代々遺伝的に受け継がれてきたもので、
特定の疾患へのかかりやすさのことを言います。
どのマヤズムが遺伝して引き継がれているのかは、家系に多い病気をみていくと分かります。
私の場合、祖父母が癌で亡くなっているので癌傾向がありそうだ、ということになります。
マヤズムはいくつもあり、複合して更に層になっています。
そしていくつもあるマヤズムの中で一番活動的になっているマヤズムが、身体に特定の症状として現れます。
またマヤズムはもともと急性病だったものが抑圧されて体内に内在されています。
その急性病から慢性病に移行したマヤズムのことを、「慢性マヤズム」と呼びます。
そして「慢性マヤズム」をもったまま出産すると、「遺伝マヤズム」として子どもに引き継がれる。
つまり病気のかかりやすさになります。
図にしてみると、こんな感じです。
マヤズム(最初は急性病)
↓
慢性マヤズム(慢性病に移行)
↓
遺伝マヤズム(慢性病が遺伝する)
特定の疾患へのかかりやすさとは、つまりこの一番下にある遺伝マヤズムが関係していることになります。
マヤズムの種類は大きく3つあります。
- 疥癬(かいせん)マヤズム
- 淋病(りんびょう)マヤズム
- 梅毒(ばいどく)マヤズム
それが複合されたものがさらに2つあります。
- 結核傾向
- 癌傾向
マヤズムの種類 3大マヤズム
疥癬マヤズム
あらゆる病気のもととなるもの。根本に疥癬マヤズムがあるので、様々な症状として身体に現れます。
身体が100%の作用に対して95%(人によってパーセンテージは異なります)しか反応しない状態です。
100%の作用に対して100%の反作用があるのが病気を撃退する健康な状況です。
不足分が病気となります。いわゆる反応不足ということです。
疥癬とはダニが皮膚に寄生して皮膚発疹がでます。そして痒くなるものです。
少し前にノルウェー疥癬が流行っていました。
急性病としての本物の疥癬はほとんどの方は見たことないと思いますが、感染します。
もともと人間は自然とともに生きている限り病気は流行病くらいで少なかったみたいです。
深刻なのはらい病(ハンセン病)くらいだったといいます。
疥癬マヤズムの特徴
ゆっくり進行する。はっきりしない症状。
皮膚・呼吸器に症状が出やすい。
心地よい痒みで、出血するまで掻く。
掻いたあと焼けるような痛みで痒みが軽減する。
羊毛に触れる、洗う、夜の寝床で悪化。
肘裏、膝裏など屈曲部の発疹。
アトピーなど。
淋病マヤズム
過剰な身体の反応。100%の作用に対して、110%の反応をしてしまう。淋病とは性器にカリフラワーのようなイボができる病です。
1814年頃〜でてきました。
淋病マヤズムの特徴
増殖物をつくる。(イボ、腫瘍、結石)
激しい炎症や化膿。
繰り返す性病、炎症。婦人科系(卵巣嚢腫、子宮筋腫)。尿道炎。
若年性循環器系疾患(高血圧、卒中、静脈瘤、脳梗塞、心臓の問題)(死に至らない)
麻薬、アルコール中毒(死に至らない)。
快楽的、強欲、物質主義、自己中心的、
責任を負わないなどの精神的特徴も示唆されています。
中耳炎や副鼻腔炎といった急性症状が出る場合には、その下に淋病マヤズムがあると見立てます。
なので、マヤズム治療をゆくゆくしていくと中耳炎、副鼻腔炎などになりにくくなるということです。
梅毒マヤズム
破壊。100%の作用に対して破壊という反作用をしてしまう。梅毒とはトレポネーマという細菌が性行為によって感染するもので鼻がもげたりします。
江戸時代6割の人が梅毒で亡くなっていたと言われます。
1493年頃〜出てきます。
大航海時代にコロンブスが欧州に梅毒を持って帰ってきたという説はよく聞きますね。
梅毒マヤズムの特徴
進行が早くて破壊的な疾患。家族に自殺者、殺人、重大な事故などがある。倒産、借金。
手術後に重篤な合併症をおこす傾向がある。
早死、繰り返す流産、アルコール中毒(死に至る)
先天的奇形、先天疾患、骨の変形(リウマチ)、ライム病、虫歯などがある。
循環器系疾患で死亡する傾向。
何か心身に起こったときに、破壊という反作用をおこしてしまうんですね。
生死に関わってくるので、梅毒傾向を家系図や本人に見た場合には梅毒マヤズム治療を1番に優先します。
結核傾向
炎症(淋病)→破壊(梅毒)
淋病と梅毒のコンビネーションです。
まず炎症をおこして、次に破壊します。
1900年〜でてきます。
結核傾向の特徴
発疹と喘息。
皮膚、呼吸器に症状が出やすい。(湿疹、アトピー、肺気腫、気管支炎など疥癬マヤズムより難しい)
リウマチ性関節炎、膠原病、骨膜の炎症、心臓弁の問題、腎臓の問題、痛風、自閉症、ADHD。
食物、染料アレルギー。
二型糖尿病、甲状腺、甲状腺腫。
落ちつきのなさ、我慢つよくない、自己主張する、旅行好きなど精神的特徴があります。
癌傾向
破壊(梅毒)→増殖(淋病)梅毒と淋病のコンビネーション。
最初に破壊して、そのあと増殖します。
2000年〜の比較的新しい病ですが、現代は癌のエピデミック(大量発生した状態)と言えます。
癌傾向の特徴
家族の病歴に癌がある。
一型糖尿病、貧血症、精神異常、繊維筋痛症、慢性疲労症候群、ヘルペス、帯状疱疹、鬱、アレルギー。
感情の抑圧、アイデンティティの問題、他人を喜ばせようとする、目線で指図される子供。
繊細、独創性がある、自尊心の欠如、調和的、構造に敏感。
完璧主義、感受性豊か、芸術性たかいなどの特徴がみられる。
これら3つのマヤズム(疥癬マヤズム・淋病マヤズム・梅毒マヤズム)と
2つの傾向(結核傾向・癌傾向)が層になって存在しています。
「結核傾向」と「癌傾向」は戦後出てきたもので、淋病マヤズムと梅毒マヤズムがくっついたものです。
どちらが強く出ているかによってマヤズムが変わってきます。
治療方法としては、上記のマヤズム・傾向から
今症状がでている(活動的になっている)マヤズムに対するレメディ(ノゾーズ)をとります。
※ノゾーズ(Nosode)
病原体そのものや、病気の組織、病気の人や動物の分泌物から作られたレメディのことです。
結核菌や連鎖球菌、インフルエンザウィルスなどがあります。
レメディ
ホメオパシーやバッチフラワーなど、人間が健康状態を維持している目には見えないエネルギー(ヴァイタルフォース)を刺激し、乱れを正すもの。
自然界にある物質(薬草や毒草、蛇や昆虫、硫黄や水銀など)を希釈(きしゃく)し振盪(しんとう)して作られています。
天文学的な数字にまで薄めるため、物質から解放されエネルギーに変換されています。
原物質を薄めて叩いたものを最終的に砂糖玉にたらしたり、アルコールや水の中にいれます。
砂糖玉を舐めて摂取したり、液体の匂いを嗅ぐことでヴァイタルフォースへ刺激を与えます。
このノゾーズを摂っていくと、今活動的になっているマヤズムのスイッチをOFFにすることができます。
次にもし違うマヤズムの症状がでたら今度はそちらのノゾーズをとってOFFにします。
そんなふうに症状に対してモグラ叩きみたいにやっていきます。
これが病気をマヤズムから読み解く方法であり、ひとつの説です。
それがマヤズム理論。
なんだか興味深くて面白いですよね!
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マヤズムの具体的な対策方法
では具体的にどうすればよいのか?
例を出して考えていきたいと思います。
例えばお子さんが中耳炎を繰り返すような場合、
炎症や化膿がおきているので、淋病マヤズムがあるのではないかと見立てます。
今中耳炎の症状が身体に現れていて、
中耳炎の急性症状が出ているのであれば、まず急性症状に対応するレメディを摂取します。
次に、淋病マヤズムに対するノゾーズを摂取します。
中耳炎に対応するレメディは、
Puls.(ポルサティーラ)というセイヨウオキナグサから作られたレメディが代表的です。
淋病マヤズムに対応するノゾーズはMedorrhinum(メドライナム)というものになります。
まず、ポルサティーラを摂取し、耳垂れや耳の痛みなど身体に出ている症状を治癒へ導きながら、
メドライナムを摂取して、
中耳炎という急性症状を出す根底にある淋病マヤズムにも対処して慢性病にアプローチします。
この慢性病に対応をすることによって、急性病である中耳炎がおこりにくくなります。
急性症状の下には必ずマヤズムがあり、マヤズムというものが全ての症状に関係しているのです。
慢性病にアプローチをしていくことにより、身体はどんどん健康な状態へと近づきます。
マヤズムから自分への理解を深める
もしみなさんが今なにかしらの症状が身体に出ているとしたら、その症状を出している大元のマヤズムは一体何なのか?
繰り返す症状はなぜ起こるのか?
このマヤズム理論から考えてみると、症状を通して自分についての理解が深まるかもしれません。
症状というのは身体からのサインです。
「働きすぎだからちょっと休んだ方がいいよ。」とあなたに教えるために風邪をひいたり、
「食生活が乱れているから正した方がいいよ。」と病気になったりします。
症状が私達に伝えるメッセージに気づくと、病気に対する見方やものの考え方も変わっているかもしれません。
マヤズム理論、ぜひご自身の生活に役立ててみてください!
※具体的にマヤズムから慢性病にアプローチする場合はご自身の判断で行わず、プロのホメオパスにかかってください。
『ホメオパス』
ホメオパシーというドイツ発祥の自然療法を実践する療法家。ホメオパスはホメオパシーという「同種の法則」に基づいた療法で人の自己治癒力に働きかける。
~同種の法則~
”健康な人に投与してある症状を引き起こすことができるものは、それと似た症状をもつ人に与えると 治癒を促すことができる”
出典:『医術のオルガノン第六版[改訂版]』著者サミュエル・ハーネマン 2008
『慢性病論第2版』著書サミュエル・ハーネマン 2008
引用:『ストットラー講演会プレセミナーPLUS』著者 樫の木堂 加藤笑子
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