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朝起きたばかりなのに疲れている・・それミネラル不足では?

スーパーにずらりと並ぶオリーブオイルのウソとホント。 市販のエクストラヴァージンオリーブオイルの半数以上は偽物!?品質を見極める際のポイントとは。

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イタリアン料理には欠かすことのできないオリーブオイル。

「ヘルシー」「おしゃれ」といったイメージがあり、
日本でも一時期テレビや雑誌で話題になったことがありました。

オリーブオイルをふんだんに使ったレシピが紹介され、
スーパーでは品薄状態になるほどの大ブーム。

当時と比べるとメディアに取り上げられる機会は減りましたが、
それでも「身体に良い油」としてオリーブオイルの人気は高く、現在も多くの愛用者がいます。

中には、調理のために使うだけでなく、美容目的でオリーブオイルを飲んでいる人もいるようです。

しかし近年、その効果について疑問を投げかける専門家が増え、
さらには品質偽装の問題が顕在化し始めています。

実は、オリーブオイルと一言でいってもその質やレベルは様々であり、
ものによっては、私たちが思っているような健康効果はなく、
むしろ過剰摂取することによって生じるリスクさえあるのです。

オリーブオイルは本当にヘルシーなのか

一般的に言われている効果

オリーブオイルがヘルシーと言われる理由は、その独自の栄養素にあります。

オレオカンタールというオリーブオイルだけに含まれる成分は、
抗酸化作用、抗炎症作用を持ち、心臓病の予防に役立つといわれています


また、オリーブオイルといえばオメガ9系の油の代表格であり、
不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富に含まれていますが、
悪玉コレステロールを減らして血流を改善し、動脈硬化の予防や便秘に効果的といわれています。

ちなみに、オメガ9系の油は酸化しにくく加熱処理に向いているため、調理に使いやすいというのが特徴です。

理想的な油の摂り方

三大栄養素の一つである脂質は、細胞膜やホルモンの材料となったり、
エネルギー源としてエンジンのような働きを担ったりと、非常に重要な栄養素です。

「油の摂り過ぎは血液をドロドロにする」というようなイメージから、
「油=悪」と考えてしまう方も多いのですが、それは誤りです。

正しくは、「良い油は積極的に摂り、悪い油は極力摂らない」です。

では、「良い油」とは一体どんな油なのでしょうか。


 

動物性脂肪

まず、肉やバターに代表される動物性脂肪。

実は、動物性脂肪の摂取については賛否両論あるのですが、
狩猟時代の暮らしやエスキモーなどの民族の食生活を考えるとヒントが見えてきます。

彼らが食するものはイノシシやアザラシの生肉ですが、
ガンや動脈硬化になる人は極めて少なかったといいます。

質の良い動物性脂肪には、多くのビタミンやミネラル、アミノ酸が含まれており、
まさに命をいただくことで生命をつないでいたといえます。

 

オメガ3系

植物性の油は、オメガ9系、オメガ6系、オメガ3系に大別され、
オリーブオイルはオメガ9系に属しますが、この中で最も健康的な油は実はオメガ3系です。

アマニ油やシソ油に代表されるオメガ3系にはα-リノレン酸が豊富に含まれ、
炎症を抑えたり血流を良くしたりする作用があります。

現代人は、サラダ油やコーン油などのオメガ6系を多量に摂取する傾向にありますが、
本当はこのオメガ3系を積極的に摂らなければならないのです。

 

魚の油

サバやイワシなどの青魚には、EPAやDHAという脂肪酸が豊富に含まれ、血流を改善し、
高脂血症や動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果があります。

これらの脂肪酸は体内ではほとんど合成することができないため、食べ物からしっかり補う必要があります。

上記の油は積極的に摂りたい「良い油」です。

ポイントは、肉や魚から摂ること、植物性の油であればオメガ3系を意識して摂取することです。

つまり、健康に配慮して油を摂取するならば、オリーブオイルにこだわるメリットはさほどないのです。

その上、オメガ9系は体内で作り出すことができるので、毎日多くの量を摂取する必要はありません。

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オリーブオイルの質はピンキリ!

作られる工程によって質が変わる

ここまでみてきたように、オリーブオイルは私たちが思っているほど健康に寄与するものではありません。

それどころか、過剰に摂取することによって弊害が生じるリスクさえあるのです。

というのも、オリーブオイルの品質は作られる工程によって大きくレベルが異なるからです。

世界には約1500種類もの商品が販売されているといわれていますが、
ここまでグレードが細かく分類されている油は他になく、
専門家の目から見れば「本物」か「偽物」かに大別されるといわれています。


以下に、オリーブオイルの種類を大きく3つに分けて、その特徴について説明します。


 

エクストラヴァージンオリーブオイル

オリーブオイルの最高峰。

オリーブの果実を搾り出したものがオリーブオイルですが、この工程に化学的な処理を行わず、
純粋にろ過しただけのオリーブ100%のものを指します。

酸化の度合いが0.8%以下で、風味が良く高品質。

 

精製オリーブオイル

搾りカスや傷んだ原料に化学的な処理(加熱、脱臭)を加えて精製されたもの。

化学的に還元するため、
酸度はエクストラヴァージンオリーブオイルよりも低い0.3%以下が義務づけられています。

 

ピュアオリーブオイル

精製オリーブオイルにエクストラヴァージンオリーブオイルをブレンドしたもの。

スーパーなどで「オリーブオイル」としか表示が無いものはこれにあたります。

酸度は1.0%以下。

単純にオリーブを圧縮して作られているのはエクストラヴァージンオリーブオイルだけであり、
それ以外は化学的な工程を加えて作られています。


精製オリーブオイルやピュアオリーブオイルでは、オリーブ本来の風味は損なわれ、
健康成分もほとんど残っていません。

つまり、安全が確保されているのはこの3つの中ではエクストラヴァージンオリーブオイルだけ
ということになります。

エクストラヴァージンオイルの大半が偽物!?

さらにもう一つ、品質偽装という大きな問題があります。

実は、「エクストラヴァージンオリーブオイル」と書かれていたとしても、
その中には「偽物」が含まれている可能性が大いにあるのです。

偽物とは具体的にどういうものかというと、
化学的に精製されたオリーブオイルをブレンドしたもの(つまりピュアオリーブオイル)や、
大豆油やひまわり油にエクストラヴァージンオリーブオイルを少しだけ混ぜて着色したような
粗悪品がエクストラヴァージンオリーブオイルとして流通し、
イタリアンマフィアの資金源になっているのです。

日本においてもオリーブオイルの偽装問題は蔓延しており、
スーパーなどで販売されているエクストラヴァージンオリーブオイルの半数以上は、
化学処理されたオイルを混ぜた偽物
だといわれています。

特に日本は、国際オリーブ協会に加盟しておらず、オリーブオイルに対する表示規制がありません。

この「オリーブオイル無法地帯」ともいえる我が国では、
消費者はパッケージを見ただけでは、本物か偽物かどうかを見分けることが難しいというのが現状です。

参考:「Buisiness Journal」
URL: https://biz-journal.jp/2017/03/post_18485_2.html


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良質なオリーブオイルの選び方


ただし、選び方のポイントを押さえておけば、偽物に騙される確率は低くなります。

購入する際は以下の項目をチェックし、その品質を確認することをお勧めします。

 

遮光性のボトルに入っている

オリーブオイルは光によって劣化が進むため、品質を守るために濃い色のボトルを使用しています。

色の薄いビンやプラスチックボトルのものは避けた方がよいでしょう。

 

産地で瓶詰めされていて、収穫時期や品種が明記されている

原産国や収穫時期、オリーブの品種について記載がされており、
なおかつ日付が新しいものを選ぶようにしましょう。

 

酸度が0.8%以下である

エクストラヴァージンオリーブオイルの基準は、酸度が0.8%以下であることです。

英語表記であれば、「acid」「acidity」と書かれているので確認しましょう。

 

1ml=3円以上である

本物のオリーブオイルは希少価値が非常に高いため、価格を見ることが一つの判断材料になります。

1mlが3円以上のオイルであれば、ある程度の品質は保証されているといえるでしょう。

 

オーガニック認証マークがある

化学肥料や農薬を使用していないことを証明するオーガニック認証マークがついていれば、
より本物である可能性が高くなります。

以上の基準をすべて満たしているオリーブオイルは、スーパーなどではなかなか手に入らないかもしれません。

それだけ、オリーブオイルの偽装問題は深刻ということですが、
この事実について、あまり認識されていないこともまた問題です。

消費者一人ひとりの意識を変えなければ、こうした問題が解決することはありません。

オリーブオイルに限った話ではありませんが、
購入する際の基準を明確にして、安心安全な食生活を送っていきたいですね。

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