9割の人が知らない!洗濯洗剤の洗浄力を最大限に上げるエコな裏ワザ教えます。
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洗濯物の汚れ落ち・匂いに悩む人が多いたった1つの理由
洗濯物の汚れが落ちない・・
汗の匂いが取れない・・
洗濯機や洗剤が進化しているのに悩む人が減らないのは何故だと思いますか?
それは、洗剤の洗浄力が発揮できていないからです。
最近の全自動洗濯機は、洗濯物を入れて洗濯機が重さを計り水量を決めてくれます。
まず洗濯物を入れて、同時に洗剤を入れるのが一般的です。
洗濯している様子を覗いて見たことはありますか?
窓から覗いてみると、白濁した液の中で洗濯物が泳いでいるのではないでしょうか。
洗剤が洗浄力を最大限に発揮するのは「モコモコに泡立っている時」です。
洗顔や食器洗いは洗剤をモコモコに泡立てるのに、洗濯はなぜ泡立てないのでしょう?
しっかり泡立ててから洗濯をすれば、驚くべき洗浄力を発揮します。
洗濯物を入れる前に、洗剤をモコモコに泡立てる10分撹拌がすごい!
一般的な洗濯機は水量を測ってくれるためまず洗濯物を入れ、同時に洗剤を入れるのが一般的です。しかし、それでは洗浄力が十分に発揮できないまま洗濯が終わってしまいます。
一般的な洗濯とは順序が逆になりますが、まずぬるま湯と洗剤を入れて10分間「洗い」モードで撹拌します。
10分後に洗濯物を入れ、通常の洗濯をスタートさせます。
このことを知ってから、中でちゃんと泡が消えずに最後まで洗濯できているか気になって、
洗濯機が回っている間中覗いていたこともありました。
しかし普通の全自動洗濯機だと経過がよくわからないので、
洗濯機が壊れたことをきっかけに二層式洗濯機に買い換えました。
通常の洗濯と、洗剤をしっかり泡立ててからの洗濯が
どのくらい違うのか二層式洗濯機の画像とともにお伝えします。
二層式洗濯機について
二層式洗濯機をご存知ない方のために簡単にご説明いたします。
二層式洗濯機とは洗濯槽と脱水層が分かれた洗濯機で、洗濯槽脱水層へは手動で行います。
洗濯槽の形状が複雑な水流を生み出し、撹拌力が強く石けんユーザーに根強い人気を誇っています。
壊れにくく、汚れ落ちが良いというメリットの他にも
水量やすすぎの回数など自分で細かい点を決めることができるのも楽しみのひとつです。
今でも二層式洗濯機を使用しているという方も多いのではないでしょうか。
通常の洗濯
洗濯物と同時に洗剤を投入します。
機種によっては洗剤投入口があるかと思いますが、二層式なので洗濯物の上にふりかけました。
洗濯物と一緒に10分洗いにかけます。
洗いが5分経過したところです。
全自動洗濯機の窓から覗くと、このように白濁した液の中に
洗濯物が泳いでいるという状態が一般的かと思います。
洗濯後の洗い液。それなりに黒ずんでいます。
モコモコ泡を作る10分撹拌洗濯
それでは次にモコモコの泡を作る10分撹拌洗濯のやり方をご紹介します。洗濯物の重さをはかって水位を決めて、ぬるま湯(20度~40度)に洗剤を投入します。
洗いだけのコースで10分回します。
3分ほどでモコモコの泡ができ始めました。
10分後、モコモコの泡が立った洗濯液に洗濯物を投入して5分ほど洗います。
洗濯液がしっかり泡立っていれば、それほど洗いを回さなくてもしっかり汚れが落ちます。衣類が入り洗濯が始まると泡が消えてしまうことがありますが、
その際は再び泡立つ程度に液体石けんを足してください。
あじさいの花くらいの大きさの泡が立っていればOKです。
洗濯槽からあふれんばかりのモコモコ泡。
洗濯後の洗い液比較
洗濯後の洗い液の汚れ具合を比較してみました。
洗濯物の量、汚れ具合ともに同程度ですが、汚れ落ちの差は歴然としています。
もっと汚れが強い日の洗濯液はものすごい色になります。モコモコ泡を作る10分撹拌洗濯の始め方
モコモコの泡を作るのは石けんが一般的ですが、普通の洗剤でも可能とのことです。その際に気をつけるポイントを3つまとめました。
洗濯物の重さを測る
全自動洗濯機なら、洗濯機が重さを測ってくれていたと思います。しかし先に水位を決める必要があるため、
あらかじめ洗濯物の重さを体重計で測っておくことをオススメします。
何度か行えば慣れて量も見た目でわかるので、最初の数回だけ重さを測って水量を決めましょう。
洗濯物が泳ぐくらいの水位を目安にしましょう。
水温は20度以上
水温が高いほど汚れ落ちはよくなりますが、温度が高すぎると洗濯物を痛める可能性もあります。お風呂の残り湯を使用するなどして、冬場は手を入れても冷たくない程度の水温で洗濯を始めましょう。
汚れ落ちが格段に違います。
洗剤は規定量の1.2〜1.5倍を目安に
洗剤の入れ過ぎは逆効果、固まったり衣類についたりするという話を聞いたことがあると思います。しかしモコモコに泡立った状態で最大限に洗浄力が発揮できるので、
洗剤は泡立つ量を入れる必要があります。
規定の量では十分に泡立たないことが多いです。
私も洗剤の量は試行錯誤しましたが、初めは規定量の1.2〜1.5倍の量から始めてみて
洗濯のたびに少しずつ減らし、十分に泡立つギリギリの量を探してみてください。
すすぎの直前まであじさいの花くらいの泡が立っていることが目安です。
洗剤の使いすぎは環境を汚す?
洗剤について考えると、環境への負荷が気になる方もいらっしゃると思います。生分解性の高い粉石けんであっても、大量のパーム油脂を伐採されて環境に負荷をかけてしまうのでしょうか?
実は輸入されたパーム油脂は食品に使われる量が圧倒的で、約70%が食品に使われています。
ポテトチップスの揚げ油になったり、マーガリンの原料になったり、日本人の食生活は油分が多くなっています。それから、パーム油の25%が合成洗剤の原料として使われ、
残りの5%ほどが石けんや化粧品の原料となっています。
パーム椰子の伐採を心配するなら、石けんのことだけを気にするのではなく、
まずは食生活や毎日の廃棄食材の問題を見直すこと。
安い低品質なものを大量に買い込んで大量にすてる習慣をやめ環境にやさしいオーガニックのものを選び、高品質なものを大切に使う、そんな心がけが大事です。
そして合成洗剤を減らすための、広い視点を持つことの方が大切なのではないでしょうか。
人間にも環境にも悪い化学的な洗剤よりも粉石けんがオススメ
ちなみに洗濯というと合成洗剤が主流ですが、オススメは昔ながらの粉石けんです。合成洗剤は化学合成物質でできています。
石油由来で、分解されるのに数日から1ヶ月かかります。
蓄積性が高く、動物や人間に毒性があるものも沢山あります。
そのようなものは、環境にもいいとは言えません。<
おすすめの洗濯石鹸は粉石けん
対して粉石けんは油脂とアルカリ性のものを混ぜて作られていて、ほぼ1日で分解されます。IN YOUではオーガニックな食材や農薬、化学添加物にまつわる記事をたくさんお伝えしています。
・「いい香り」と思うその感覚、大丈夫?シャンプーの香りが引き起こす危険な化学物質過敏症。・結局、経皮毒ってどうなの?根拠と信ぴょう性は?肌に化学物資が吸収する経皮毒について
・毎日使っている日用品。少しずつ肌に入り込み蓄積される、出口のない毒「経皮毒」とは?
市販の虫よけスプレーに使われている「ディート」はアメリカ軍が戦時中に開発した強力な薬剤だった。
化学物質でできた「生理用ナプキン」の裏側。あなたの体と未来の赤ちゃんを守るために全ての女性が知っておきたいこと。
生理用ナプキン、化粧品、食べ物だけではなく、毎日使う洗剤も、できるだけ生分解性の高い体や環境への負担が少ないものを選んでいただきたいです。
ぜひモコモコ泡を作って、汚れた衣類をポイポイ放り込んで洗濯してみてください。
パワフルな洗浄力であなたの心も浄化してくれます。
綺麗な洗濯物は心を浄化してくれる
洗濯は汚れが落ちないもの。
そう諦めて、汚れが落ちなくて薄汚れてきたら ウエスにしたり寿命だと思って諦めたりしていました。
しかし10分撹拌してモコモコの泡で洗うようになってから、薄皮をはがしたように汚れが落ちるように!
夫の汗の匂いが落ちないことに悩む奥様も多いのでは?
匂い汚れが取れなくて二度洗いしていたけれど、
モコモコ泡で洗濯するようになってから匂いが全くしなくなりました!
うっかりタオルで拭いてしまったウォータープルーフマスカラも、
予洗いしなくてもモコモコ泡で洗濯するとびっくりするほど汚れが落ちます。
大嫌いだった洗濯が、一番好きな家事になりました。
「洗っても落ちないから、汚れが目立たないものを」と選んでいたところから
「必ず汚れが落ちるから白を選ぼう」と真っ白い寝具で毎日気持ちよく眠ることができています。
子供の洋服も大好きな白を選んでいます。
特別なものは何も必要ありません。
今家にある洗剤で、少しの手間だけでできることです。
この心地よさをあなたにも感じて欲しいと思います。
赤星たみ子さんの「きれいに暮らす簡単石けん生活」を参考に記事を書いていますが、
この本ではモコモコの泡を作る際に「3〜5分撹拌」とあります。
この本以降にコラムで「10分撹拌」をオススメされています。
出典: 洗濯物が臭わない! 「洗剤10分攪拌」のスゴイ威力 読売オンライン洗濯物が臭わない! 「洗剤10分攪拌」のスゴイ威力 : 新おとな総研 : 読売新聞YOMIURI ONLINE
一般的な全自動洗濯機では撹拌力が弱いので
10分撹拌した方が洗浄力が上がり「匂いが全くしないレベル」になります。(二層式なら5分でOKです)
ぜひお試しください。
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参考:きれいに暮らす簡単石けん生活―洗濯物が真っ白、台所ぴかぴか…シンプル家事のすすめ
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