子どもの頭髪の健康、ママが奪っていませんか?一見安全そうに見えるのにそうでない商品も出回っています。私がイメージでシャンプーを選ぶのを辞めた3つの理由。
シャンプーの成分を気にして商品を選ぶ。
IN YOU読者の皆さんなら、既にされていることかもしれません。
しかし、そうやってせっかくこだわって選んだ商品ですら、髪に悪影響を与えているとしたら・・・・
我が子の持って生まれた髪のキューティクルを奪う原因になっているとしたら・・・
・オーガニックシャンプーを選ぶようにしている
・ドラッグストアでは少し高めのシャンプーを選んでいる
・CMでよく目にする「子どもにも安心そう」な製品を選ぶようにしている
こんな基準でシャンプーを選んでいませんか・・・?
「髪に良さそう」「高いから良さそう」商品のイメージでシャンプーを選ぶのを辞めた2つの理由
貴方がドラッグストアやネットでシャンプーを選ぶ時の判断基準となるキーワードはなんでしょうか?
・無添加
・オーガニック
・ノンシリコン
家族で安心して使える商品を選びたいママならば、この3つを謳っている商品ならば、手に取りたくなるのではないでしょうか。
「オーガニック」や「ノンシリコン」のシャンプーを使っているから大丈夫!
そう、私も思っていました。
ですがこの言葉には「日本ならではの事情による消費者を混乱させかねない言葉のトリック」が含まれていました。
何も知らずに市販のシャンプーよりも少し割高なそれらを買って「家族を想っての、いい買い物をしているな♪」そう思っていた私は、とてもショックを受けました。
最近ではこの記事も反響がありましたね。
ジョンマスターオーガニックの製品自主回収に学ぶ! ほとんどが偽物?!悲しき日本の「オーガニックコスメ」の実態
そして、シャンプーを商品のイメージで購入することを辞めました。
ひとつずつキーワードについて見ていきましょう。
無添加の意味を知ろう!実は【無添加】はトリックが多い、非常に曖昧な言葉です!
無添加と聞くとどんなイメージが浮かびますか?
「体に害のあるものが入っていない」、ちょっと詳しい方だと「石油系界面活性剤が入っていない」そんなイメージではないでしょうか。
シャンプーや化粧品で使う無添加とは「国が表示を義務付けた、特にアレルギー性が高いと思われる化粧品成分」(表示指定成分)が「無添加」、という意味なんです。
「パラベンフリー」という言葉の裏側にもトリックが?!
例えば防腐剤として表示指定をうける「パラベン」。
パラベンは非常に強力な殺菌性を持ち、防腐剤として化粧品はもちろん食品にも添加されている表示指定成分の一つです。このパラベンが入っていることにより、開封した化粧品は長期間腐ることなく使用することができるわけです。
貴方も「パラベンフリー」というパッケージ、一度は目にしたことがありませんか?
これは「表示指定成分のパラベンは入っていません」とうたっているだけで「防腐剤が入っていません」といっているわけではないんです。
その商品にパラベンは入っていないかもしれまでんが、パラベンの代わりとなる別の防腐剤が入っているだけで、その肌への刺激は同程度と考えられます。
このように「無添加」と書かれる商品の多くが「表示指定成分」が入っていないだけで、別の防腐剤や界面活性剤が入っているのが現状です。
じゃあ「商品の裏の表示指定成分を確認してから買物をすればいいのでは?」そう思いますよね。
2001年4月より「全成分表示」(使用している全ての成分を表示する)が法律で義務づけられたことで、
一般の消費者にはただでさえ分かりづらい商品の成分から、「どれが体によくない成分なのか、見分けがつけ辛く」なってしまいました。
(全成分表示にする意味は、消費者に平等に情報を開示する意味で、非常に重要なことではあります)
オーガニック表記にご注意!認定マークはついていますか?
ドラッグストアにずらっと並ぶ「オーガニックシャンプー」。
この「オーガニック」、「その商品にオーガニックの原料が”少しでも入っていれば”オーガニックと表記してもいい」のです。
つまり、10%オーガニックな成分が入っていても、1%だけしか入っていなくても、その製品は「オーガニック」と謳えてしまいます。
これには日本に明確なオーガニック認証を与える認定機関が存在しないことが起因しています。
ですから、悲しいことに私たち消費者が数ある商品から「これならば安心」と判断する材料としては「海外のオーガニック認証マーク」に頼らざるを得ないのが現状です。
しかし、海外の認証マークもまた、認定機関ごとに認定基準がまちまちであり、絶対ではありません。
海外の認証マークがあると手放しに安心してしまいますが、「全く合成成分を使用していない」というマークではないと言う事です。
あくまで「数%でもオーガニック成分が入っていれば良いと言う日本の製品」との一線の判断基準として、注目してみてください。
ちなみに日本オーガニックコスメ協会が「オーガニックコスメ基準は”100%天然成分であること”をベースにするべき」という高い理念のもと、推奨品マークを作られましたので、オーガニック製品を手に取る際の判断基準にご利用ください。
画像は日本オーガニックコスメ協会様よりお借り致しました。
以下は日本オーガニックコスメ協会も推薦しているものです。
ノンシリコンでも「シリコンが入っていないだけ」で代わりの要注意な成分は入っているかも?
ノンシリコンにもご注意を!
シャンプーにおけるシリコンの役割は「髪をコーティングする」こと。
指通りが良くなり、ツヤが生まれたように感じます。
ですが、実際は「髪の表面がシリコンで覆われる」ため髪に届けたい栄養分もブロックされているのです。
「髪に栄養を届けることができる」と人気が出たノンシリコン。
こちらも、前述の「パラベンフリー」同様に「シリコンが入っていない」だけで、シリコン同様の働きをする別の成分が入っている場合があります。
「カチオン剤(ジステアリルジモニウムクロリド、ステアラミドエチルアミン等)」と表記があったら、「シリコンは入っていないけれど、シリコン同様の働きをするシャンプー」ということになります。
【お母さんが選んだ商品がわが子の髪を育みます】家族で使うシャンプー選び、3つのポイント
これまで見てきた通り、一般の消費者にはパッと見て判断し辛いのが、シャンプーをはじめとした商品の問題点です。
では、どういった商品を選べばいいのか。
もちろん、前述した「無添加」「オーガニック」「ノンシリコン」等の根拠を確認すること・成分を吟味して選ぶことが大前提ではありますが、
①成分が安心して使用できるもので、自分の生活水準に合った、買い続けることが出来る価格帯のもの
②使う人の代謝や髪質にあったもの
③家族で使う場合、子ども目線にたって使いやすく、分かりやすいパッケージであること
この3つは、実際に10歳と7歳の子どもを育てるママとしての等身大の意見です。
いくら髪にいいものだから!といっても、シャンプーはあくまでも日常的な消耗品。
無くなった時にすぐに手に入り、また、気軽に買える価格帯であることは大切です。
また、いくら家族とはいえ代謝や髪質が一緒とは限りません。
お子さんなら、小さな頭で沢山の汗をかきます。
お母さんで代謝の落ちている方はあまり頭に汗をかきませんよね。
「必ず同じシャンプーを使わなければいけない」ということはありません。
お子さんの使い易い商品を是非検討しましょう。
例えば、小さなお子さんがいるご家庭なら、泡で出てきてすすぎやすいポンプタイプを選択するほうが、
一本何千円もする英字ラベルのオーガニックシャンプーを選ぶことよりも実生活に根付く、心地よい選択になる場合があります。
あなたの守りたい髪はどんな髪ですか?
新しい年の初めに、髪に優しいシャンプーを探しに行きませんか?
この記事を読んだ方にオススメのIN YOU Market商品
オススメの記事
そのハミガキ粉、合成洗剤ではないですか?子ども向けハミガキ粉にも有害な合成界面活性剤が含まれている!シャンプーや洗濯洗剤以上に危ない歯磨き粉の実態。温度が10度から37度に上昇すると有害物質のけい皮吸収率は10倍もアップ!市販シャンプーは台所洗剤より危険?!快適な湯シャンライフで私が得たものとは。
日本初! 厳しい世界基準のエコサートCOSMOS認証を得た次世代オーガニックヘアケア「ドットエヌ」で本気の髪育始めませんか?
IN YOU Journal公式メールマガジン配信中!
登録フォームはこちら!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう