コンビニのサラダやカット野菜がシャキシャキな理由。あなたは、漂白剤で野菜を洗いますか?「新鮮さ」に隠された恐るべき添加物の実態。
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みなさんもよく目にする、コンビニのサラダやカット野菜。
IN YOUの愛読者はコンビニの弁当・サラダはあまり買わないかもしれません。
ただ、中には、よくないとはわかりつつも忙しくて時間がないからと毎日購入している人もいるのではないでしょうか。
最近ではコンビニで、添加物や保存料をなるべく使わない努力をされているところも一部出てきたようですが、
それでも多くのチェーンはそうではないところが大半を占めているようです。
ところで、市販のサラダって、時間が経ってもなぜかシャキシャキした歯ごたえがあり新鮮な感じがしますよね。
スーパーで売っているカット野菜も不思議といつまでもシャキシャキしています。
でも不思議ですよね?
どうして野菜が収穫されてからお店に並ぶまで時間があるのに萎びないんでしょう・・・・。試しに自分の家でサラダを作ってみたらたったの数時間でシナっとしてしまうのがわかります。
なぜコンビニのサラダはいつまでもシャキッとしているのか。
そこには次亜塩素酸ナトリウムという見慣れない添加物が関わっているのです。台所の漂白剤にも使用されている次亜塩素酸ナトリウムが野菜に?!どのように使用されているか知っていますか?
次亜塩素酸ナトリウムは、
・飲料水、プールなど水の除菌
・生鮮野菜、果類物類の洗浄
・トイレ、浴室などの除菌
・食器・衣類の漂白
など日常生活で用いられています。台所用漂白剤にも使用されています。
水道水は私たちの日常生活で使用されていますが、
みなさんのご家庭では、次亜塩素酸ナトリウムを使用して野菜や果物は洗っていますか?
ここで考えて頂きたいのは、次亜塩素酸ナトリウムの大きな使用目的は何か?ということです。その利用の一番の目的は殺菌・消毒です。
では、次亜塩素酸ナトリウムを野菜や果物に利用しなくてはならない、食べ物を扱っている場所はどこでしょうか?
次亜塩素酸ナトリウムが使われている場所とは?
殺菌や消毒が必要な料理を作る場所。
それは
・コンビニ
・スーパー
・給食施設
・レストラン
などの大量に食べ物を提供する場所です。スーパーやコンビニは食品工場で作ったものを店頭に並べています。
料理を作ったらすぐ食べる家庭と違い、
そうした形態の施設やお店は工場や厨房に食品を置いておく時間が長いです。
コールドチェーンと言って、コンビニやスーパーなどの施設に食材が届くまで、
食材を冷凍・冷蔵したまま運搬する仕組みがあるのですが、
在庫していた時間の他に食べるまでの時間も考える必要があります。
そこで食中毒のリスクを低下させるため、次亜塩素酸や洗剤で消毒する必要が出てきます。
消毒した後よく洗えば問題ないじゃないか、水道水にも使用されていることだし、とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
確かに厚生労働省も平成14年に食品添加物として指定しています。
その指定濃度は10ppm〜80ppmとなっています。
厚生労働省のHPにある国際的な衛生管理手法のHACCPによるカット野菜の洗浄方法では、
水による予備洗浄を行った後洗剤を用いた予備洗浄を行うとされ、洗剤の残留性は注意すべきだが、
次亜塩素酸は食品添加物として認められていて、残留による塩素臭を防ぐことを前提に使用されている、としています。
(参考:JFIA一般財団法人食品産業センター、「カット野菜類の一般衛生管理」より)https://haccp.shokusan.or.jp/wp-content/uploads/2016/05/3_2_22_vegitable_3.pdf
でも、薬剤で洗浄された野菜を、毎日食べ続けるとしたら、それは果たして安全でしょうか?
水道水に使用されているからと言っても、今どれ程の人が水道水を毎日飲んでいますか。
あるいは、市民プールの水を飲みますか?
有害物質を除去する、浄水器の水やミネラルウォーターを飲まれる方がほとんどかと思います。
ミネラルウォーターが現在これほどまでに普及している意味も併せて考えていただけましたでしょうか?
学生時代のショッキングな出来事。「身近に潜む次亜塩素酸ナトリウム」
学生時代のアルバイトで、今でも忘れられない光景があります。
憧れのカフェのキッチンで働くことになり張り切ってキッチンに入った時のことでした。
そこで、下処理の時に衝撃の光景を目にしてしまったのです。
野菜を洗うときにシンクいっぱいに水をはり、そこに次亜塩素酸を入れ、野菜を洗っていたのです。
洗ったあとは水を替えて次亜塩素酸を薄めていましたが、洗った後の野菜は薬剤の効果で菌の繁殖が抑えられて、
冷蔵庫に何日も入れていても新鮮なままだと職場の先輩から教わりました。
お客様が口にするものに漂白剤と同じものが使われているなんてと、凄くショックを受けたのを記憶しています。
その後、栄養士の学校に入って次亜塩素酸ナトリウムと再会し、病院や食品工場、給食施設などあらゆる所で次亜塩素酸ナトリウムが使用されていることを知りました。
確かに、食中毒の危険性を考えれば、手洗いや食器洗浄などに欠かせないことは理解できます。
大量調理の場である病院や給食施設、工場では、殺菌と洗浄に次亜塩素酸ナトリウムが欠かせないですし、
特に病院や給食施設では免疫力が少ない患者さんやお子さんが多いので、
感染症予防の為にも次亜塩素酸ナトリウムは欠かせません。
厚生労働省ではノロウイルスに感染した調理器具は、洗剤などで十分に洗浄した後、
塩濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで拭くことで失活化できるとしています。
ただ、次亜塩素酸ナトリウムを口から毎日とることは食器類、またトイレの便器の消毒と意味合いが違います。
次亜塩素酸ナトリウムの人体への影響
ウサギの背中が壊死してしまうほどの成分。幼児ならさらに注意が必要。
次亜塩素酸ナトリウムの危険性について、健栄製薬が実験を行なっています。
http://www.kenei-pharm.com/medical/countermeasure/toxicity/05.php
マウスを用いた実験では、500ppmおよび1000ppmの次亜塩素酸ナトリウムを、
飲料水として投与したところ、体重増加抑制はあったが発がん性は見られなかった、とあります。
しかし急性毒性の部分では体重抑制に加え、ウサギに点眼すると分泌物流出や浮腫などが見られ、
皮膚の刺激への実験ではウサギの背中に注射して壊死と見られる変性細胞が認められたとあります。
更に、致死量は幼幼児の場合、15〜30ml(5%液)、副作用は皮膚炎、そして酸性洗剤との併用で塩素ガスを発生することで、呼吸器系を強く刺激し、
呼吸困難などの塩素中毒から死亡例もあるとあります。
誤飲した例でも、嘔吐や下痢、皮膚びらんから潰瘍や意識消失といった事例もあり、
中毒症状は飲んだ場合、吸った場合ともに重篤な症状があることからその危険性は計れます。
本当に、毎日食べても、安全なのか疑問ですよね?
そこでもう一度、コンビニで毎日売っているサラダについて考えてみてください。
食品衛生法の基準値以下で洗っていれば、「安全」と謳えるのかもしれません。
しかし、それは毎日、そして複合的に(色々なお惣菜や弁当を買う人もいるでしょう)
食べてずっと安全なのかということまでは言及されていません。
毎日時間がなくて、何となくコンビニでご飯を買うという人は多いかもしれません。
でも、そのコンビニのカット野菜やサラダは本当に
そうした人たちに、果たして安全だから毎日食べてください、と国は保証できるのでしょうか?
いいえ、保証など誰もできないはずです。
何かあっても全てあなたの責任。自己責任です。
結果として病気になったとしても、誰一人、きっと責任をとってはくれません。毎日食べることで次亜塩素酸ナトリウムは少しずつ、体の中に蓄積されていきます。
致死量は幼幼児の場合で15〜30ml(5%液)という恐ろしい薬剤を、
そして漂白剤にも使用され、殺菌で利用される次亜塩素酸ナトリウムを毎日食べることで体に全く影響がないと言い切れるのでしょうか?
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毎日安心して野菜をとるために
コンビニで売られているサラダやサンドイッチ。
そして格安チェーン店のサラダ、スーパーのカット野菜、居酒屋のサラダには、
次亜塩素酸ナトリウムが入っていることがほとんどです。
この事実を受け止めたとして、それでもあなたはそれらの食品を購入したいでしょうか?
次亜塩素酸ナトリウムを落とすには水洗いを繰り返さねばならず、それでも100%落ちるわけではありません。
染み込んでいるケースもあるでしょう。
それでは、毎日安心してサラダを食べるにはどうすればいいのでしょうか。
一番安心できるのは、オーガニック野菜でサラダを作ることです。
自分で作れば少なくとも知らないうちに殺菌するための薬剤を混ぜ込まれる、なんてことはないはずですから。
一時期ジャーサラダなんていうものが流行りましたよね。
夏場は食中毒の恐れがあるのでできれば自宅でそのまま食べるのがベストです。
オーガニック野菜を購入してサラダを作ってみよう。
次亜塩素酸ナトリウムのみならず農薬や添加物の心配もいらないオーガニック野菜でサラダを作れば安心です。
忙しいのならスムージーにししたり、ランチボックスに入れたり。
ドレッシングもオーガニック素材で作ってみるのもおすすめです。
オリーブオイル、塩、こしょう、お酢でシンプルに味付けすれば素材の味も引き立ちますよ!
冷蔵庫の中でドレッシングを作り置きするのも時間の節約になります。
「私は忙しいから無理」という方はIN YOUで時短テクニックを多数公開していますのでご覧ください。
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オーガニックのサプリメントやスーパーフードなどで補う
それでもやっぱり忙しいという方はオーガニックのサプリメントなどで栄養を一部補うのもおすすめです。
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海外のサプリメントではオーガニックのものも多くあります。
サプリメンントを選ぶときはオーガニックかどうか、そして無添加かどうかをチェックしてくださいね。
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オーガニックのグラノーラバーや栄養のある無添加エナジーバーなどで代用する
朝の忙しい中ではどうしてもゆっくり食事ができない、
というのならオーガニックグラノーラやグラノーラバーで代用するのもいいでしょう。
グラノーラ専門店などもあるので、じっくり選んでみるのも楽しいです。
毎回それだけ・・・というのでは栄養不足になる可能性もありますが、
得体の知れない添加物入りのお弁当を買うよりは良いです。
1週間に1回くらいなら良いと思いませんか?
市販のグラノーラバーやエナジーバーは甘すぎて苦手という方は下記がオススメです。
足を運べない人はIN YOUMarketでも厳選された安全なショッピングサイトもあるのでチェックしてみてください。
食生活を変えて、健康で、素晴らしい人生を
野菜にはビタミンやミネラルなど大事な栄養素がたくさんあります。
厚生労働省の1日の野菜摂取の目標量は350gとのことですが、不足しがちだからとコンビニでサラダを買う人は少なくありません。
しかし、健康のためにサラダを食べるのに、薬品や添加物まみれの野菜を食べては元も子もないのです。
本末転倒です。
食は体の基本です。毎日元気に生活をする、人生の質を高める、
つまりはQOL(人生の質)の向上をこの機会に考えて見てはいかがですか?
忙しい人ほど良いものを食べていただきたいですし、
体調管理に気をつけて、豊かな日常を過ごして頂きたいです。
毎日何のために忙しく働いているのでしょうか?
きっと、家族やあなたが幸せに生きていくためですよね。仕事で忙しいからと、一番重要な食生活をないがしろにすることほど滑稽なことはありません。
安くて手軽なものに手を出す前に、一度本当に大事なことは何かを考えていただき、
オーガニック野菜の新鮮な美味しさを味わってみてください。
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